バチカンにパレスチナの大使館

January 25, 2017
バチカンにパレスチナの大使館

1月14日、バチカンで教皇と会ったパレスチナのアッバス大統領(CNS)

【バチカン1月14日CNS】パレスチナのマフムード・アッバス大統領は教皇フランシスコに、在使徒座(バチカン)大使館新設への支持を感謝した。

「これは教皇様がパレスチナの国民を愛し、平和を愛しているしるしです」とアッバス大統領は1月14日、バチカンで教皇に語り、その後、ローマ市内の在バチカン大使館の開所式に向かった。

教皇はバチカンで、大手を広げてアッバス大統領を歓迎し、同大統領を抱きしめると、「ここにあなたをお迎えできるのは喜ばしいことです」と語った。

同大統領も、「私もここに来られてうれしいです」と応じた。

バチカンによると、両指導者は非公開で会談し、パレスチナでのカトリック信者たちの貢献や「人間の尊厳の促進、最も困窮している人々への支援、特に教育や医療ケア、援助の分野などでの働き」について話したという。

教皇とアッバス大統領はさらに、パレスチナとイスラエルの和平交渉についても意見交換し、「暴力行為の収束のために両当事者間の直接交渉が再開され」、「公正で恒久的な解決策」が見いだされることへの期待を表明した。

「この目的のために、国際社会の支援を通して、相互の信頼を醸成し、平和のための勇気ある決断がなされるような気運が生まれることが期待されている」とバチカンは声明で述べた。

「アブラハムを始祖とする三大宗教の全ての信者にとっての」聖なる地の保護についても話し合われた、とバチカンの声明は付け加えた。

和平交渉への道は険しさを増しているが、アッバス大統領は、パレスチナとバチカンの合意によって示された模範に欧州諸国が続き、和平の実現が近づくことを願っている、と記者団に語った。

「私は教皇様に会って、使徒座はパレスチナを完全に独立国家として承認しました。そして私は他国もバチカンの模範に続いて、パレスチナを国家として承認することを期待しています」と同大統領は語った。

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