東京でもファティマを記念

May 19, 2017
東京でもファティマを記念

ファティマで作られた聖母像が祭壇前方に置かれた

東京カテドラル聖マリア大聖堂(東京・文京区)では5月13日、ファティマの聖母出現100周年記念のミサがささげられた。このミサは駐日教皇庁大使の勧めによるもので、日本の教会もポルトガルのファティマを訪問した教皇フランシスコの意向に合わせ、世界平和のために祈った。


当日は雨だったが400人以上が参列。日本カトリック司教協議会会長、髙見三明大司教(長崎教区)が主司式し、教皇庁大使ジョセフ・チェノットゥ大司教をはじめ、岡田武夫大司教(東京教区)、押川壽夫司教(那覇教区)、梅村昌弘司教(横浜教区)、勝谷太治司教(札幌教区)も共同司式した。


ミサでは駐日教皇庁大使館のパヴェル・オビエジンスキー参事官が王冠を被ったファティマの聖母像(複製)を手に入堂した。


この像は木製。ファティマで2カ月かけて新しく作られた。同地にある実物と同じ大きさ(冠を除いて約105センチ)で、今回、あるポーランド人女性が寄贈し、日本まで届けた。


髙見大司教は説教で、聖母がファティマで明かした三つの秘密に触れ、聖母の勧めは「そのまま今の私たちにも与えられたもの」だと指摘した。


その上で、国内外に見られる「神に逆らう悪の力」に対し、「平和であるキリストへの信仰を強めつつ、希望をもって平和の実現のために真心から祈り、効果的に働いていきたい」と語った。


ミサの終わりにチェノットゥ大司教があいさつし、これから各地を巡回する「マリア様」(像)が、弱い立場にある人たちを心に掛け、「ひたすら愛と喜び、豊かさ、希望」を届けると語った。


ファティマから届いた像は希望する教区を9月まで巡り、今年10月13日に広島のカテドラルでささげられるミサの後、同聖堂に永久に安置される予定になっている。この日はファティマで聖母が最後に現れたとされる日に当たる。

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