修道会は生き残りより夢を

February 15, 2017
修道会は生き残りより夢を

バチカンで行われた主の奉献の祝日と「世界奉献生活者の日」のミサで(CNS)

【バチカン2月2日CNS】修道会が生き残りにばかり力を入れ、イエスへの信仰の喜びと希望を伝えなくなれば、会員たちは「神父さんやシスターではなく、聖性についての専門家」になってしまう、と教皇フランシスコは指摘した。

「生き残りへの傾きは、主が私たちに与えてくださった宣教の機会を、何やら危なっかしく、先行きも怪しく、破滅の可能性さえありそうなことに変えてしまいます」と教皇は2月2日、バチカンで、主の奉献の祝日と「世界奉献生活者の日」のミサを共にささげた男女奉献生活者たちに語り掛けた。

自らも同じく修道会の一員として、教皇フランシスコは奉献生活者たちに、各自が所属する会の創立者たちが示した信仰と希望、大胆さを生き生きと保つよう促した。

「私たちは、私たちの前を歩み、夢を見る勇気を持っていた先達の意志を受け継ぐ者です」と教皇はミサ説教で語った。ミサは世の光としてのキリストの奉献を記念するろうそくの祝福から始まった。

当日読まれた『ルカによる福音書』の一節では、マリアとヨセフが生後間もないイエスを神殿で奉献したことが記されている。神殿にいた高齢で信仰のあついシメオンとアンナは、イエスを目にして喜びにあふれた。

シメオンとアンナは「主が約束を守ってくださるから、人生を希望のうちに生きることができる」ことを証しした、と教皇フランシスコは説明した。

教皇は続けて、奉献生活者たちはシメオンとアンナの希望の賛歌を「夢見る勇気を持ち合わせていた」創立者や先達から受け継いでいる、と指摘した。

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