長崎で「日本26聖人殉教者ミサ」

February 8, 2017
長崎で「日本26聖人殉教者ミサ」

西坂公園で行われた「日本26聖人殉教者ミサ」

長崎教区は2月5日、長崎市内の西坂公園で「日本26聖人殉教者ミサ」をささげた。髙見三明大司教が主司式し、40人余りの司祭団が共同司式。約1300人が参列した。


髙見大司教はミサのはじめに、聖人たちが遺した信仰の遺産を「私たちが精いっぱい生きて、そして正しく、やさしく分かりやすく他の人に伝えていくことができるように」聖人の取り次ぎを願って祈るよう呼び掛けた。


今年はレデンプトール会の井田明神父が説教を担当。井田神父は、福音を信じて生きるということは必要ならば命さえも捨てる覚悟が求められるが、殉教は「死が全ての終わりではなく、十字架を通して、新たな命(復活の命、永遠の命)にあずかる希望を表明すること」だと説いた。


続けて26人の殉教者がたどった苦難の道を分かりやすく語り、宣教師ルイス・フロイスの『日本二十六聖人殉教記』の一部を引用して、当時の信者たちが殉教者を「幸せな人々として尊敬していた」様子を感動的に伝えた。


京都から長崎まで26聖人と同じように徒歩で巡礼者としてこの日のミサに参列した信徒は、「皆さんの協力のおかげで巡礼が実現しました。3年間の思いが実現できてとてもうれしいです」と感想を語った。


ミサ前には、2008年に逝去した結城了悟神父の顕彰碑の除幕式が行われた。結城神父は日本二十六聖人記念館の創立から40年以上館長を務めた。碑は髙見大司教を含む有志によって26聖人像の後ろに建てられた。


(写真提供は長崎教区広報委員会)

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