司教ら性虐待被害者のためにミサ

March 1, 2017
司教ら性虐待被害者のためにミサ

総会に出席していた全司教による「性虐待被害者のいやしと償いのためのミサ」

日本カトリック司教協議会(会長・髙見三明大司教=長崎教区)は2月20日から22日まで、東京都江東区の日本カトリック会館で2017年度定例司教総会を開いた。大司教・司教15人が出席し、男女修道会・宣教会の代表4人やカトリック中央協議会事務局の職員などが陪席。2月7日に行われたユスト高山右近の列福式に関する報告や、16年度のカトリック中央協議会収支決算書の承認などを行った。

また会期中、「性虐待被害者のいやしと償いのためのミサ」をささげた。

主な報告事項と審議事項は以下のとおり。


【報告事項】

▼ユスト高山右近の列福式に関する報告=列聖推進委員会の大塚喜直司教(京都教区)。
▼2016年ワールドユースデー(WYD)クラクフ大会に関する報告=日本巡礼団長の郡山健次郎司教(鹿児島教区)など。
▼「新福音化の集い」(仮称)企画案に関する報告=新福音化委員会の諏訪榮治郎司教(高松教区)。
▼「2017年四旬節キャンペーン大綱」承認に関する報告=カリタスジャパン責任司教の菊地功司教(新潟教区)。


【審議事項】

▼世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会(18年10月)への代表参加者に勝谷太治司教(札幌教区)を選出し、補欠候補者として白浜満司教(広島教区)を選んだ。
総会ではさらに、カトリック中央協議会の現事務局次長、嘉松宏樹神父が3月末日に退職するため、後任に同教区の大水文隆神父を選任した。


性虐待被害者を生まない教会を

2月21日早朝、総会に出席していた全司教は、「性虐待被害者のいやしと償いのためのミサ」をささげた。

司式をした髙見大司教は「教会の聖職者による性虐待の罪をおゆるしください」と祈り、被害を受けた全ての人とその家族の悲しみと苦しみを教会が受け止め、共に歩み続けることができるよう願った。

司教たちは回心を表す紫色の祭服を身に着けていた。

髙見大司教はさらに、加害者にもゆるしの恵みが与えられることを願って、司教たちを祈りに招いた。

司教協議会は昨年10月に開いた特別臨時司教総会で、教皇フランシスコの呼び掛けに応え、日本の教会として「性虐待被害者のための祈りと償いの日」を四旬節第2金曜日(今年は3月17日)と定め、今回のミサをささげることを決めていた。

昨年12月14日には「性虐待被害者のための祈りと償いの日」の設定にあたっての根拠や動機に関する司教団メッセージも発表している。

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