見える一致示そう:教皇

January 27, 2017
見える一致示そう:教皇

1月18日の一般謁見で福音ルーテル教会の牧師とあいさつする教皇(CNS)

【バチカン1月19日CNS】50年間のエキュメニカル(教会一致運動的)な対話には大きな前進があったが、カトリック信者とルーテル教会信者は、世界に示す完全で目に見える一致のしるしとなるために共に働き続けなければならない、と教皇フランシスコは呼び掛けた。

「協調のうちの交わり」を続けていくことで、カトリック信者とルーテル教会信者は「教義上の案件や教会の倫理的教説について、いっそうの合意点を見いだす」ことができる、と教皇は1月19日、バチカンを訪れたフィンランド福音ルーテル教会の巡礼者たちに語った。

「私は主に祈り、フィンランドでのルーテル・カトリック対話委員会を祝福してくださるように願います。対話委員会は教会と聖餐、教会内の役務についての共通の秘跡的理解に向けて熱心な働きを続けています」と教皇は付け加えた。

教皇フランシスコは「キリスト教一致祈祷週間」の2日目に、フィンランドからの巡礼者たちとの謁見を開いた。

教皇は、祈祷週間の祈りがカトリック信者とルーテル教会信者に、和解と、「回心を通して互いにより近づく」ことを促している、と指摘した。

「真のエキュメニズム(教会一致運動)は、私たちの主であり、あがない主であるイエス・キリストに向かって回心を共にすることに基づいています。私たちが主に近づけば、私たちも互いに近づくことになります」

教皇は昨年10月31日と11月1日に、マルティン・ルターが教会改革の努力を始めてから500年を記念するためにスウェーデンを訪問したことを振り返った。教皇はルターが意図していたのは「教会の刷新であり、教会を分裂させることではありませんでした」と語り、500年記念の開始を合同で祝ったことは「人間的にも神学・霊性のレベルでも重要でした」と強調した。


信仰の証しを共に実践に移す

「スウェーデンでの集まりは私たちに、私たちの主イエス・キリストのうちに勇気と力を与え、私たちが共に歩くよう求められているエキュメニカルな旅路に目を向けさせてくれました」

教皇フランシスコはさらに、迫害や暴力に苦しんでいる人々を助けることが「完全な一致へ向けた旅の途上で」キリスト者の一致を強めることになる、とも指摘した。

そうすることによって、カトリック信者とルーテル教会信者は「具体的な奉仕のわざや、きょうだい愛、分かち合いを通して」、信仰の証しを実践に移すことができる、と教皇は説明した。

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「食べられるものとなられた方の思い」
みことばの黙想  6月18日
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