聖遺物、巡回へ

January 29, 2016
聖遺物、巡回へ
左が聖ファウスティナ修道女の遺骨の一部で、右が聖ヨハネ・パウロ2世教皇の血
聖ヨハネ・パウロ2世教皇と聖マリア・ファウスティナ・コヴァルスカ修道女の聖遺物がポーランドのクラクフ教区の枢機卿や巡礼地から日本に贈られ、「いつくしみの特別聖年」の間、数教区を巡回することになった。

これらの聖遺物は、聖ヨハネ・パウロ2世教皇の血(を含んだ布の小片)と聖ファウスティナの遺骨の一部。両聖人と同じポーランド出身のパヴェル・オビエジンスキー参事官(駐日教皇庁大使館)が仲介し、昨年12月27日に日本に着いた。

聖遺物は高さ38cmの顕示台に収められ、同大使館に安置されている。2月から大阪、広島、福岡、長崎、鹿児島、さいたま、東京、札幌、横浜の各教区で小教区などを巡回する予定だ。

オビエジンスキー参事官は、「2月はヨハネ・パウロ2世の来日から35周年。日本の信者の皆さんが特別聖年を過ごす上で、これらの聖遺物が神のいつくしみを身近に感じる霊的な助けになればと願っています」と話している。

聖遺物とともに、「イエスのいつくしみの御心」の絵画(レプリカ/150×68cm)もクラクフ教区から贈られた。同教区では今年7月、ワールドユースデー(世界青年の日/WYD)大会が行われる。

この絵の原画は、聖ファウスティナが1931年2月、修道院の自室でイエス自身から、見たままの姿を絵にするよう啓示を受け、描かれたものだ。イエスの右手は祝福を与えるしぐさで上げられ、左手は胸の辺りにあり、胸の衣の隙間から二つの光が出ている。

ヨハネ・パウロ2世は2000年4月30日、ファウスティナを列聖した。また同教皇は、この絵の前で最初のミサがささげられた日と同じ復活節第2主日を、「神のいつくしみの主日」と定めている。

オビエジンスキー参事官が昨年12月、クラクフ教区の大司教館を訪ねた時、長年ヨハネ・パウロ2世の身の回りの世話をしていた1人の修道女に会った。この修道女は81年に同教皇が訪日する際も、ローマで旅の準備をしたという。「シスターは聖遺物が日本に贈られると知り、とても喜んでいました」と、参事官は話していた。

聖遺物の巡回が始まるに当たり、同参事官は、『聖ファウスティナの日記』(日本語版は聖母の騎士社発行)と、回勅『いつくしみ深い神』(カトリック中央協議会)の一読を勧めている。
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