日カ連、仙台で絆確認

June 1, 2017
日カ連、仙台で絆確認

参加者らは花束をささげて祈った(石巻市)

日本カトリック女性団体連盟(日カ連)は5月16日~18日、仙台市で第43回総会を開いた。テーマは「『絆』神の愛を共に生きる」。11教区から11団体60人と、現地の100人以上が参加。東日本大震災の被災地を、支援している立場として訪問したいとの思いを実現させた。


2日目、各団体の代表者らは“語り部”と共に、バスで宮城県の東松島市と石巻市の被災地を訪れた。


「ロザリオの祈り」を唱えて仙台市の元寺小路教会の前を出発した一行は、まず東松島市の「旧JR野蒜(のびる)駅」に向かった。同駅は津波で被災。残った駅舎は改装・整備され、今では東松島市の震災復興伝承館となっている。


石巻市では「がんばろう石巻」と大書された看板のそばに、震災前の町並みを紹介する小さな記念館と献花台があり、参加者らは花束をささげて祈った。そして海岸まで続く雑草地に残った家の痕跡を静かに見つめていた。


石巻教会では主任司祭の会津隆司神父(仙台教区)から、外国籍被災者への支援の状況なども聞いた。


仙台に戻った参加者からは「報道では届かない声を聞いた」「支援の大切さを実感した。継続しよう」などといった声が上がっていた。


最終日には、仙台教区の平賀徹夫司教が今回の総会テーマにそって講演。「ここに来て絆を実感されたでしょう」と、参加者らに問い掛けていた。


その後、日カ連顧問の浜口末男司教(大分教区)をはじめ各団体の顧問司祭、仙台地区の司祭など12人が共同司式して派遣のミサをささげた。


ミサの共同祈願では、同時期に台湾で行われていたアジア司教協議会連盟(FABC)が主催する「東アジア家庭会議」の実りのためにも祈った。

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