【映画】『怪物はささやく』

June 9, 2017
【映画】『怪物はささやく』

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英国の図書館協会児童文学賞(カーネギー賞)を受賞した世界的ベストセラー『怪物はささやく』を実写とアニメーションの映像美で〝再現〟した。魂や人生の「再生」をテーマにした〝哲学的〟なファンタジー。


12歳の少年コナーは、同級生からのいじめや両親の離婚、母の難病、相性の悪い祖母との確執など、心が張り裂けそうな日々を送っていた。しかし「忍」の一文字で、苦しみをごまかしてきたコナーの前に、真夜中の12時7分、怪物が現れる。


怪物は、コナーの自宅から見える教会墓地の丘にそびえ立つ巨大な古木、「死と再生」のシンボルでもあるイチイの木の化身。聖書の「創世記」に描かれる「命の木」をほうふつとさせる。毎回、同じ時間に現れる怪物は、「これから三つの物語を聞かせる。そして四つ目の物語はお前が語れ」と命令する。


第1の物語は、人間の心は相反する感情が共存できるほど複雑であることを表した王子の話。第2の物語は、自己矛盾に陥って誰も救えなかった牧師の話。第3の物語は、存在を全否定された「透明人間」の話。比喩的な物語を聞くうちに、コナーのこれまでごまかしてきた感情が爆発する。そしてとうとうコナー自身が、秘密にしてきた第4の物語を話す「時」がやって来る。


原案は、闘病の末、早世した英国の作家シヴォーン・ダウド。彼女の遺稿を、米国生まれの作家パトリック・ネスが『怪物はささやく』として完成させ、映画の脚本も手掛けた。


怪物はコナーにこう叫ぶ。「真実を話さなければ、お前が死ぬ!」。人間が「真実」を認めさえすれば、「大いなる存在」の「救いの手」はいつもそこにあるのだが…。


6月9日から東京・TOHOシネマズ みゆき座 他全国ロードショー。


詳細は公式ホームページ(http://gaga.ne.jp/kaibutsu/)。

「食べられるものとなられた方の思い」
みことばの黙想  6月18日
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