教育への貢献で勲章

May 26, 2017
教育への貢献で勲章


ゴドロ修道女

ことし春の叙勲で、青森県八戸市の「八戸聖ウルスラ学院」理事長を務めるノエラ・マリー・ゴドロ修道女(84/聖ウルスラ修道会)が旭日小綬章を受けた。叙勲の理由は「私立学校経営の拡充および教育の充実に貢献」したこと。文部科学省による勲章の伝達式は5月12日、東京・千代田区の国立劇場で行われ、受章者はその後、皇居を訪れた。

ゴドロ修道女は「個人」で受けた勲章ではないと強調する。

「個人なら畏れ多いと思うでしょう。個人ではなく、これまで学校のために尽くしてくださった人たち、教職員、保護者、サポートしてくださる地域の方々などの代表なのだと思うと、素直に受けることができました」と振り返る。

カナダ・ケベック州の出身で1959年に来日。仙台市の聖ウルスラ学院や白菊学園(八戸聖ウルスラ学院の前身)でも理事長を歴任した。

「神様による派遣ですけど、私の“内的なエンジン”は日本にぴったり合っている」と感じる。1995年から10年間、カナダの同会本部で働いた後も、「“内的なエンジン”は私を再び八戸に戻しました」と笑う。

八戸聖ウルスラ学院は英語や音楽の教育に伝統があり、国際交流も盛んだ。

「カトリック学校はイエス・キリストに出会える場。修道者の私にとって最高のミッション」だと、長年にわたる奉仕の意義を語る。それは「種まき」だとも表現する。

「私たちが目指す生徒像や教師像に、皆が具体的に近づいている姿、つまり『実り』を見た時、種まきを続けて本当によかったと感じます。実らせてくださるのは神様だとの確信も深まりました」

高齢だが健康には恵まれている。「生徒や教職員からエネルギーをもらえる」からだと言う。「キリスト教の精神はバリアフリー。これからも協力し合える喜びを大切にしたい」と、ゴドロ修道女は願っていた。

今回の叙勲では、青森市の「青森明の星短期大学」学長を昨年3月まで20年間務めた辻昭子修道女(聖母被昇天修道会)も瑞宝小綬章を受けている。

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